2012年6月7日木曜日

Summer Joint Research in Korea 2012 第1回事前学習



河川での調査活動を通じて、「水」と「環境」の大切さを理解する「SSH海外研修(日韓交流)」が8月7日(火)から3泊4日の日程で行われます。これは,高津高校コアSSHの取組として実施されるもので、大阪府内のSSH校などの高校生30名(うち千里高校は1名)が参加します。千里高校からは、2年生1名を派遣します。

第1回目の事前学習として,生徒30名(千里高校など17校),付添教員5名,講師(学識経験者)4名,TA(ティーチング・アシスタント)7名が参加し,高槻市の「芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)」で,河川調査のための学習を行いました。

10時に「芥川緑地資料館」にバスで到着。オリエンテーションの後,4班に分かれ,「植生調査」「資質調査」「水生昆虫」「魚類」の4テーマすべてについてそれぞれ約1時間ずつの活動を全員が体験しました。陽射しが強く暑いなかでの実習となりましたが,参加した生徒たちは講師の先生方の興味深いお話を真剣にきき,熱心に取り組んでいました。


【植生調査】

 1m四方に生息する植物を調査しました。





 【水質調査】

 pH測定の様子です。値はいくらだったのでしょうか。

 【魚類】

上流側の川底をつっついて,下流側の網に魚を誘導しました。真剣に講師の先生の話をきき,メモをとりました。
 


【水生昆虫】

指標生物について学習し,採集した昆虫と見比べました。



2012年6月2日土曜日

ジュニア農芸化学会 2012.3.24

日本学生科学賞 入選1等受賞 2011.12.24

サイエンスレクチャー 2012.6.1

第28回高等学校・中学校化学研究発表会 2011.12.24

日本化学会近畿支部主催の「高等学校・中学校化学研究発表会」が大阪科学技術センターで開催され,本校の総合科学科2年生の「科学探究」での研究「染料の性質を利用した繊維の鑑別」が奨励賞を受賞しました。
 染料と繊維の相互作用の程度により,染着のされやすさが決まります。この性質を利用することで,複数の染料の混合溶液が様々な繊維を鑑別することができる「繊維鑑別試薬」になることを突き止めました。
 発表会は,近畿圏の高校・中学校から24件の発表があり,口頭発表後には大学や高校の先生方から質問やアドバイスを頂くことができ,有意義な発表となりました。

千里高校SSH生徒研究発表会 2012.3.17

総合科学科2年生の「科学探究」の成果の発表を行いました。今年度の科学探究の研究グループ数は,数学・情報,物理,化学,生物,地学の各分野で合計42件ありましたが,その中から各分野1~2件の計9件の研究について,視聴覚教室で発表しました。また,住吉高校の生徒の皆さんによる発表(招待発表)もありました。
 それぞれの研究発表について,科学技術振興機構(JST)の調査員の先生や運営指導委員である大学や府教育センターの先生方に評価して頂きました。また,総合科学科1,2年生のみならず,保護者の方や他の高校の先生方,卒業生の参加があり,会場では活発な質疑応答が繰り広げられました。
 なお,他の研究については,同時開催の「千里フェスタ」で分科会形式により口頭発表行っています(千里フェスタブログをご覧ください)。

〈発表テーマ〉
 数学 「ハノイの塔」
 物理 「揚力の発生原理~ベルヌーイの定理の検証」
 化学 「染料による繊維の鑑別」「銅(Ⅱ)水酸化物塩の生成に関する研究」
 生物 「陸上職物の生殖戦略について」 「エリンギの培養実験~低価格で大量にエリンギを生産する」
 地学 「気象衛星からみた東北地方太平洋沖地震後の海水温変化」
 住吉高校招待発表 「様々な色の蛍光タンパク質を作ろう!」

高津高校SSH課題研究発表会 招待発表 2012.2.6

大阪府立高津高等学校の「SSH課題研究発表会」に招待され,総合科学科3年生が「光合成色素のペーパークロマトグラフィーによる分析」について口頭発表を行いました。
この研究は2年次の「科学探究」で行ったもので,本校の生徒は英語により堂々と発表することができました。発表前には研究についてもう一度丁寧に振り返り,当日は評価委員の先生方から好評を受け,また高津高校の生徒の皆さんの研究活動を知ることができ,本校生徒にとっても良い刺激となりました。