2013年2月5日火曜日

ASIJ VEX Robotics Challenge参加報告(2/1-2/3)

VEX Roboticsは、規格を統一した数千の部品をコンピュータ上(CADソフト)または実際の作業でデザインし、センサー制御プログラミング(C言語)と遠隔操作が可能なロボットを組み立てる米国のものづくりカリキュラムです。チーム内、チーム間の協力・交流を目的とした競技会への参加を通して学習成果を確認します。
2012年現在、全世界で約5000チームが各地の地区大会に参加しており、本校は日本人の学校として初参加しました。今回の競技会では、千里高校をはじめ、会場校のアメリカンスクールインジャパン、タイの中華国際学校、そして東京、横須賀、横浜の4つのインターナショナルスクールから合計13チームが参加しました。
すべてが英語で、私も含め言葉の壁を感じながらも他チームに引けを取ること無く充分に戦えた二日間でした。また、付添教員は、ゲームジャッジとして、すべてのロボットの特性、その性能を評価するため、生徒にかかわることができなかったのですが、生徒たちはよく協力し、さまざまな問題点を克服して、約15分ごとに行われる14試合に挑み続けました。
 プログラムスキルチャレンジは、応募チームが2チームのみとなり、二分の一の成功率のため二位に甘んじました。ロボットスキルチャレンジでは、難度の高いハイゴールを成功させ高い技術力を示すことができましたが、総得点では、難度の低いゴールを数で稼いだチームに及びませんでした。
味方チームを抽選して戦うトーナメント戦では、1回戦で敗退しましたが、アメイズ賞(プログラム分野、デザイン分野、機能分野、操縦分野すべてにおいて評価に値する賞)を獲得しました。                         付添 中野佳昭
ロボット調整中

練習中

閉会式(開会式は集合なし)

受賞後の喜び