8月7日~8日にパシフィコ横浜で行われました「スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」のポスターセッションに本校の3年生4名が参加,発表してまいりました。
2日間に渡って行われたポスターセッションには全国から200校を超す参加が、また海外からも10校を超える参加があり、大変な賑わいでした。本校では総合科学科の生徒は全員、2年生で「科学探究」という科目の中で研究を行います。今回、その中から特に優秀な結果を得た班を選抜し、その成果をポスターにまとめて発表してきました。研究タイトルは「プラナリアの有性化」です。
プラナリアは再生能力が大変強く、数個に分割してもそれぞれの断片からまた元の状態に戻ることが知られています。今回はその再生力ではなく、生殖方法を「無性生殖」から「有性生殖」に人為的に変化させることができるということを確認し、今までに検討してきたその方法について発表してきました。
作成したポスター(両サイドに説明資料) |
受験勉強を控えた3年生ですので、なかなか全員集まって準備を行うことが出来ませんでしたが、うまく時間を使ってポスター制作や質疑応答対策を行い、発表までこぎつけてくれました。
残念ながら賞の受賞には至りませんでしたが、先輩方から受け継いできた研究の手法や成果をしっかりと伝え、色々な質問を頂きながら、活発な意見交換を行いました。
アピールタイムでの発表(詳しくはブースにて!) |
ポスター発表の様子(熱心に聞いてくれています) |
ポスター発表の様子(終了ギリギリまで質疑応答が交わされました) |
各校の先生方や同じように課題研究を進めている全国の生徒達、たくさんの方の意見を聞くことができる素晴らしい機会になりました。彼らは3年生ですので、この研究に携わることはもう出来ませんが、今回頂いたたくさんのご意見を今、まさに研究を継続してくれている後輩達に伝え、研究のバトンを繋いでいって欲しいと思います。