2011年3月22日火曜日

千里高校SSH生徒研究発表会を開催 2011.3.19

 学習成果発表会「千里フェスタ」では,2年生総合科学科の生徒が「科学探究」の授業等で取り組んできた課題研究(約30テーマ)について口頭発表を行いました。このうちの数学系1・物理系1・化学系2・生物系2・地球科学系1の計7件と住吉高校による招待発表1件については,「千里高校SSH生徒研究発表会」として視聴覚教室で実施し,SSH運営指導委員の先生方からの講評をいただきました。大阪府教育委員会,大阪府教育センター,大学の先生方や保護者の方々などが見守る中,生徒達は原稿をほとんど見ることもなく堂々とプレゼンテーションをして,質問にもしっかりと答えていました。

<発表テーマ>
   発表①「クラゲが植物の生育に及ぼす影響」(生物系)
   発表②「光,その本質に迫る」(物理系)
   発表③「温度計は正確なのか?温度計の精度を比較する」(地球科学系)
   発表④「染料の染色性を利用した繊維の鑑別」(化学系)
   発表⑤「プラナリアの自切に及ぼす水温および餌の影響」(生物系)
   発表⑥「巴戦」(数学系)
   発表⑦「納豆の糸に迫る」(化学系)
   招待発表「田辺ダイコンの応答反応」(大阪府立住吉高等学校)

運営指導委員の紹介

発表会場のようす

発表後の質疑応答

大学の先生による講評

2011年2月15日火曜日

総合科学科2年生がパネルディスカッションに登壇 「FIRSTサイエンスフォーラム」 2011.2.20

  FIRSTサイエンスフォーラム(全4回)は,最先端研究開発支援プログラム(総合科学技術会議)に選ばれた大学や研究所の科学者の方が,最先端の研究の様子や,そこに至るまでの道のりなどの体験を紹介するものです。フォーラム会場では,高校生らとの双方向のコミュニケーションにより,高校生に最先端の科学技術や研究者を身近に感じることができる機会も設けられています。 

  大阪会場では,第2部のパネルディスカッションで,関西の高校生・高専生計7名が登壇します。総合科学科2年生の伊藤君も登壇し,研究者の方々と質問や意見を交わします。

平成23年2月20日(日)14:00~17:00
新大阪セントラルタワー2F「レ ルミエール」
フォーラムの詳細は科学技術振興機構(JST)「FIRSTサイエンスフォーラム」をご覧ください。

2011年1月11日火曜日

第54回日本学生科学賞 環境大臣賞受賞! 2010.12.24

 12月22~24日に日本科学未来館(東京都江東区)で開催された第54回日本学生科学賞の中央最終審査で,大阪府代表の大西 裕介君と松本 陸君の研究「加湿器を用いた簡易炎光光度計の製作」が,環境大臣賞を受賞しました。

各都道府県の地方審査で選ばれた作品(中学・高校計270作品)のうち,予備審査を通過した24作品について日本科学未来館でポスター発表の形式の審査(中央最終審査)を受けました。2日間にわたる審査では,審査委員からの鋭い質問や的確なアドバイスを受け,発表した生徒2人も「緊張したけど,楽しめました」「まだまだ発展性がある研究だと評価されました」など,感想を述べています。審査結果の発表は24日に行なわれ,大臣賞を受賞した研究には,秋篠宮両殿下による内覧の機会が設けられ,本研究もご覧頂きました。

〈研究内容〉河川や湖沼水中のナトリウムイオンは,通常,大学等に設置されている高価な装置を用いなければ測定できない。そこで,炎色反応の発光の強度からナトリウムイオンを定量測定しようというアイデアにより測定装置を自作し,水中のナトリウム含有量について測定を行なったところ,市販の装置に遜色ない結果が得られた。


 

2010年11月17日水曜日

第54回大阪府学生科学賞 最優秀賞 大阪府知事賞 受賞! 2010.11.8

小・中学,高校生が科学研究の成果を競う第54回大阪府学生科学賞が10月29日に開催され,3年生の大西 裕介君と 松本 陸君の研究「加湿器を用いた簡易炎光光度計の製作」が,最優秀賞の大阪府知事賞(第1位)を受賞しました。


市販の高価な機器を用いるのではなく,身近な材料を用いて自分たちで工夫をして,水中のナトリウムイオンやカリウムイオンを測定する装置を製作しました。審査員の先生からは,「測定原理が分かりやすく,得られた測定結果も見事である」との評価を頂きました。
なお,この作品は大阪府代表として,12月の日本学生科学賞に出品されます。

最優秀賞受賞者によるプレゼン

表彰式

2010年10月15日金曜日

サイエンスツアー④福井県立恐竜博物館 2010.10.8

晴天のもと8時に学校を出発、トイレ休憩、食事を終えて12時には博物館に到着しました。この博物館は勝山市の中生代地層から恐竜の全身骨格が発掘されたことを契機に建設された「恐竜」をテーマとした自然史博物館です。研究員の方のミニ講義のあと、約3時間の見学でした。広大な展示場に恐竜骨格や化石標本ジオラマ、ほんものそっくり(?)に動く復元模型などが展示されていました。特別展 《アジア 恐竜時代の幕開け——巨大恐竜の進化》では、日本を含めたアジア地域に恐竜がいつごろ現れ、どのように進化していったのかを、多くの竜脚類の実物化石で紹介されていました。恐竜をはじめとして人類の出現まで古生物の世界や地球環境の変遷を堪能することができました。帰路は雨の中でしたが、予定時刻を15分越えて無事到着しました。


第1回SSH運営指導委員会 2010.10.4

 千里高校がSSHに指定されてから初めてのSSH運営指導委員会が開催されました。

Ⅰ.全体会
  ○出席者
  (運営指導委員)
    相本 三郎(大阪大学蛋白質研究所教授)
    市村 彰男(大阪市立大学大学院理学研究科特任教授)
    田辺 祥子(神戸大学内海域環境教育研究センター助教)
    宮本 憲武(大阪府教育センター教育課程開発部理科教育研究室室長)
    脇島 修 (大阪府教育センター教育課程開発部理科教育研究室主任研究員)
    久郷 正征(大阪府教育委員会教育振興室高等学校課主任指導主事)
  (千里高校教職員)
    校長、教頭、事務長、主席、及び教諭5名

 全体会に先立ち、8月に横浜で開催されたSSH生徒研究発表会で「ポスター発表賞」を受賞した2年生の榮祐弥君、橋本勇太君によるプレゼンテーションを行い、運営指導委員の先生方に見ていただきました。



(1)校長挨拶
(2)出席者自己紹介
(3)千里高校SSH事業の実施状況報告と今後の予定説明
 運営指導委員からは、「全員参加の行事と希望者参加の行事との違い」についての質問や、「学習スタイルと課題研究の指導について今後十分研究してほしい」などの意見がありました。
(4)講評及び指導・助言
 「普通高校ではできない体験型授業を実施し、SSH指定校としての成果を示せるように」、「総合科学科にとどまらず、国際文化科とのコラボレーション化を図ってほしい」、「アンケート結果を見て化学が好きな生徒が多いのには驚いた。その傾向を是非発展させてほしい」、「追従消極型が多くなる傾向があるので、国際文化科も含めて理科が好きになるような動機付けを」、「参加者が少ない行事も出ているが、生徒が参加に引き込まれるような工夫を考えてほしい」などの指導・助言がありました。
(5)校長謝辞


Ⅱ.分科会
 全体会の後、物理分科会、化学分科会、生物分科会に分かれ、それぞれ「科学探究」の内容や実践方法、テーマ設定、外部での研究発表などについてのアドバイスをいただきました。

2010年10月13日水曜日

サイエンスレクチャー① 2010.9.27

 総合科学科1年生全員を対象に,高輝度光科学研究センター産業利用推進室の二宮利男先生(元兵庫県警察本部 科学捜査研究所長)による「最先端大型放射光施設と安全・安心社会」と題した講演会を実施しました。
 兵庫県佐用町にある大型放射光施設Spring-8(スプリングエイト)では,放射光と呼ばれる電磁波(光速で直進する電子を磁石により進行方向を変えられたときに発生する電磁波)によって,原子レベルの微細な構造や働きを観察することができます。同規模の放射光施設は世界に3か所だけです。
 講演では,放射光の作り方や放射光と物質の相互作用について,またSpring-8の利用状況や学術成果についての解説がありました。放射光を用いると,極限的な微量分析が可能で,例えば押収麻薬をつくった国や地方が特定できたり,現場に残った微量の繊維から,その種類や製造元まで判定したりすることができます。科学捜査に使われる分析法について,丸秘でないもののお話も伺うことができました。
 1年生の生徒たちにとって難しい内容が含まれており,十分な理解ができなかった部分もありますが,講演を通して,放射光の利用を含め,社会に役立つ仕事について考えるきかっけになったかと思います。