2014年7月24日木曜日

SSHアメリカ先端科学研修~4日目その2 2014.7.23

 昼食後は,FITの航空学校では,ドナルド・ジュリーさんからユーモアたっぷりに,飛行における気象情報の大切さや,格納庫で整備の仕方を教えて頂きました。


ドナルド・ジュリーさんの質問に千里生は応えます

航空学校の滑走路にて
格納庫で航空機整備について学ぶ


 帰りにはサプライズで航空学校の副校長で若田さんや土井さんと一緒にスペースシャトルに搭乗したウィンストン・スコットさんも登場し,生徒たちと歓談することができました。
元宇宙飛行士のウィスコン・スコットさんとの懇談

 また,実際の訓練に使われているフライトシュミレーターを全員が体験することができました。
教官に指導されながら,フライトシュミレーターを操る

SSHアメリカ先端科学研修~4日目その1 2014.7.23

 Florida Institute of Technology(FIT)の訪問です。
 FITの広報担当の方より,アメリカの大学に留学する意味と必要な条件や手続きについて説明して頂きました。大学に入学を許可されるには,TOEFL iBTのスコアが80以上必要で,高校の調査書,推薦書が必要とのこと。
広報担当の方による大学の概要説明

 
 FITの科学技術関係に強く,またNASAとも関係が深いため,これまでに多数の優秀な科学者や技術者を輩出してきました。FIT出身の宇宙飛行士も3名いるそうです。

 次に研究棟に移動。最先端の宇宙科学の研究について,設置に1億円以上かかった天体観測システムを実際に触りながら高校生にも分かる英語で説明を受けました。
 
スペースサイエンスに関する講義

大型望遠鏡を用いて解説
 
望遠鏡に用いられている回折格子に興味深々
 
 キャンパス移動中に見つけた大学のマスコットであるパンサーの銅像。「鼻に触ると成績が上がるという言い伝えがある」と聞くと,千里高校生も我先に触っていました。
 
 
 

2014年7月23日水曜日

SSHアメリカ先端科学研修~3日目その4 2014.7.22

 今回の研修のために,参加者は研修先の事前調査や英語での想定質問などを行ってきました。また,研修中は,各自の興味・関心や好奇心を満たすため,そして詳細な訪問地レポート作成のため,メモを取っています。
 毎日,夜遅くまでの研修ですが,その後は部屋に戻り,日誌やレポート作成等,有意義な研修になるよう頑張っています。
 研修の成果の一部は,3月に行われる「千里フェスタ」(課題研究の成果発表会)で発表予定です。
研修メモをとる生徒たち①
研修メモをとる生徒たち②
バスの中でも真剣です


SSHアメリカ先端科学研修~3日目その3 2014.7.22

 宇宙飛行士の訓練プログラム(ATX)では,多軸トレーナーや実物大のスペースシャトル模型による宇宙飛行士訓練の模擬体験,科学実験ワークショップによる宇宙開発分野におけるスピンオフの学習などを行いました。


 
 
 

SSHアメリカ先端科学研修~3日目その2 2014.7.22

 選ばれてNASAで研究している,高校生物のワンダ先生によるアメリカの高校生活に関するプレゼンテーションを聴きながら昼食をとりました。

ワンダ先生によるプレゼンテーション
千里生も積極的に発言
 
 宇宙での生命現象解明の装置を開発する研究室では,地球上と宇宙で,重力以外は全く同じ条件の小実験室をつくり,植物,マウス,タンパク質の結晶化などについて対照的に研究をするモジュールの説明を受けました。

(※研究室内の写真撮影は,許可を得ています)
 
対照実験の実物装置を見ながらのラボ研究者による説明

SSHアメリカ先端科学研修~3日目その1 2014.7.22


本日は,一般の人が入ることができないNASAの研究所を訪問し,実際に研究・開発を行っている研究者から直接お話をうかがう日です。


  まず初めに,打ち上げ管制センター(Launch Control Center)に行きました。
 スペースシャトルの打ち上げでは,3日前から始まるカウントダウンプロセスの詳しい説明を受けた後,実際に使われている管制室に特別に入れて頂きました。

 生徒たちは,テレビや映画のシャトル打ち上げシーンで馴染みのある部屋の実物に興奮。

打ち上げに実際に関わった方の,管制センターでご自身が座っていた席を指さしながらの説明には,シャトル打ち上げの迫力が伝わってきます。


シャトル打ち上げの管制センター職員による解説
テレビや映画でおなじみの管制センター

 
 
  その後,NEAL AMRSTRONG OPERATION and CHECHOUT BUILDINGにあるラボを特別に訪問。
訪問した施設は,アポロ11号月面着陸を記念し,
アームストロング船長の名前を冠した名称に昨日変更したばかり

(※研究所内の写真撮影は,許可を得て行っています。)

 物理学ラボでは,微量のガス漏れを可視化する装置や,ガス漏れの音を波長を変えることで人間に聞こえることができるように実物を見せて頂きました。

手に持っているのはスペースシャトルの耐熱タイル。
発砲スチロールのように軽いタイルですが,熱にはとても強い。
微量のガス漏れを可視化する装置
 
 

 ゴミのガス化ラボ物理ラボでは,宇宙滞在中の生活ゴミの減量と再利用の研究について,実際にISSから出たごみの圧縮物が梱包された透明袋を手に取って観察。さすが千里高校生,ある男子生徒は袋を開け,においを嗅がせてもらいました。

 ロボティクスラボでは,無人の飛行物できる探査ロボットを使い,月や小惑星などで水などの資源を採取するための予備調査の方法の研究についても,説明を受けました。

ロボティクスラボ
 
 
 ※施設間のバス移動の際,将来打ち上げ予定の発射台近くで,記念の写真撮影を行いました。
 
 
 
 
 
 


2014年7月22日火曜日

SSHアメリカ先端科学研修~2日目その5 2014.7.21

 夕食を食べて本日の研修プログラムは終了と思いきや,そこには思いがけず長年NASAの広報担当を務めTV解説でも有名なHarrisさんが登場。食事前にスピーチをしてくださいました。

 スピーチの中で生徒たちの心に一番残ったのは,「チャレンジャー号の事後でなくなった現役の教師でもあった女性宇宙飛行士マコーリフさんの教師志望の教え子に残した最後のことば『あなたが教室の生徒たちを見ているときは,あなたは世界の未来を見ているのです』」

 食事も終わることには,生徒からの質問,「高校生に戻ったら,同じ人生を歩みますか?」「夢を実現するために一番大切なことは何ですか?」などが出てきました。

 Harrisさんは,「事情で核物理学の研究の道をあきらめたので,高校生に戻ったら研究者の道を目指すだろう」「たとえ,意に沿わぬことであっても,目の前のことに全力を尽くせば,きっと自分が満足できる場所にたどり着くだろう」とのこと。

 感銘を受けた受けた生徒たちは,食事後も質問をしたり,記念撮影をしたりと,楽しい夕食時間を過ごしました。

元NASA職員のHarrisさん
Harrisさんのスピーチを聞き入る千里生