2014年7月22日火曜日

SSHアメリカ先端科学研修~2日目その5 2014.7.21

 夕食を食べて本日の研修プログラムは終了と思いきや,そこには思いがけず長年NASAの広報担当を務めTV解説でも有名なHarrisさんが登場。食事前にスピーチをしてくださいました。

 スピーチの中で生徒たちの心に一番残ったのは,「チャレンジャー号の事後でなくなった現役の教師でもあった女性宇宙飛行士マコーリフさんの教師志望の教え子に残した最後のことば『あなたが教室の生徒たちを見ているときは,あなたは世界の未来を見ているのです』」

 食事も終わることには,生徒からの質問,「高校生に戻ったら,同じ人生を歩みますか?」「夢を実現するために一番大切なことは何ですか?」などが出てきました。

 Harrisさんは,「事情で核物理学の研究の道をあきらめたので,高校生に戻ったら研究者の道を目指すだろう」「たとえ,意に沿わぬことであっても,目の前のことに全力を尽くせば,きっと自分が満足できる場所にたどり着くだろう」とのこと。

 感銘を受けた受けた生徒たちは,食事後も質問をしたり,記念撮影をしたりと,楽しい夕食時間を過ごしました。

元NASA職員のHarrisさん
Harrisさんのスピーチを聞き入る千里生