本日は,一般の人が入ることができないNASAの研究所を訪問し,実際に研究・開発を行っている研究者から直接お話をうかがう日です。
まず初めに,打ち上げ管制センター(Launch Control Center)に行きました。
スペースシャトルの打ち上げでは,3日前から始まるカウントダウンプロセスの詳しい説明を受けた後,実際に使われている管制室に特別に入れて頂きました。
生徒たちは,テレビや映画のシャトル打ち上げシーンで馴染みのある部屋の実物に興奮。
打ち上げに実際に関わった方の,管制センターでご自身が座っていた席を指さしながらの説明には,シャトル打ち上げの迫力が伝わってきます。
シャトル打ち上げの管制センター職員による解説 |
テレビや映画でおなじみの管制センター |
訪問した施設は,アポロ11号月面着陸を記念し, アームストロング船長の名前を冠した名称に昨日変更したばかり |
(※研究所内の写真撮影は,許可を得て行っています。)
物理学ラボでは,微量のガス漏れを可視化する装置や,ガス漏れの音を波長を変えることで人間に聞こえることができるように実物を見せて頂きました。
ゴミのガス化ラボ物理ラボでは,宇宙滞在中の生活ゴミの減量と再利用の研究について,実際にISSから出たごみの圧縮物が梱包された透明袋を手に取って観察。さすが千里高校生,ある男子生徒は袋を開け,においを嗅がせてもらいました。
ロボティクスラボでは,無人の飛行物できる探査ロボットを使い,月や小惑星などで水などの資源を採取するための予備調査の方法の研究についても,説明を受けました。
※施設間のバス移動の際,将来打ち上げ予定の発射台近くで,記念の写真撮影を行いました。