2010年10月15日金曜日

サイエンスツアー④福井県立恐竜博物館 2010.10.8

晴天のもと8時に学校を出発、トイレ休憩、食事を終えて12時には博物館に到着しました。この博物館は勝山市の中生代地層から恐竜の全身骨格が発掘されたことを契機に建設された「恐竜」をテーマとした自然史博物館です。研究員の方のミニ講義のあと、約3時間の見学でした。広大な展示場に恐竜骨格や化石標本ジオラマ、ほんものそっくり(?)に動く復元模型などが展示されていました。特別展 《アジア 恐竜時代の幕開け——巨大恐竜の進化》では、日本を含めたアジア地域に恐竜がいつごろ現れ、どのように進化していったのかを、多くの竜脚類の実物化石で紹介されていました。恐竜をはじめとして人類の出現まで古生物の世界や地球環境の変遷を堪能することができました。帰路は雨の中でしたが、予定時刻を15分越えて無事到着しました。


第1回SSH運営指導委員会 2010.10.4

 千里高校がSSHに指定されてから初めてのSSH運営指導委員会が開催されました。

Ⅰ.全体会
  ○出席者
  (運営指導委員)
    相本 三郎(大阪大学蛋白質研究所教授)
    市村 彰男(大阪市立大学大学院理学研究科特任教授)
    田辺 祥子(神戸大学内海域環境教育研究センター助教)
    宮本 憲武(大阪府教育センター教育課程開発部理科教育研究室室長)
    脇島 修 (大阪府教育センター教育課程開発部理科教育研究室主任研究員)
    久郷 正征(大阪府教育委員会教育振興室高等学校課主任指導主事)
  (千里高校教職員)
    校長、教頭、事務長、主席、及び教諭5名

 全体会に先立ち、8月に横浜で開催されたSSH生徒研究発表会で「ポスター発表賞」を受賞した2年生の榮祐弥君、橋本勇太君によるプレゼンテーションを行い、運営指導委員の先生方に見ていただきました。



(1)校長挨拶
(2)出席者自己紹介
(3)千里高校SSH事業の実施状況報告と今後の予定説明
 運営指導委員からは、「全員参加の行事と希望者参加の行事との違い」についての質問や、「学習スタイルと課題研究の指導について今後十分研究してほしい」などの意見がありました。
(4)講評及び指導・助言
 「普通高校ではできない体験型授業を実施し、SSH指定校としての成果を示せるように」、「総合科学科にとどまらず、国際文化科とのコラボレーション化を図ってほしい」、「アンケート結果を見て化学が好きな生徒が多いのには驚いた。その傾向を是非発展させてほしい」、「追従消極型が多くなる傾向があるので、国際文化科も含めて理科が好きになるような動機付けを」、「参加者が少ない行事も出ているが、生徒が参加に引き込まれるような工夫を考えてほしい」などの指導・助言がありました。
(5)校長謝辞


Ⅱ.分科会
 全体会の後、物理分科会、化学分科会、生物分科会に分かれ、それぞれ「科学探究」の内容や実践方法、テーマ設定、外部での研究発表などについてのアドバイスをいただきました。

2010年10月13日水曜日

サイエンスレクチャー① 2010.9.27

 総合科学科1年生全員を対象に,高輝度光科学研究センター産業利用推進室の二宮利男先生(元兵庫県警察本部 科学捜査研究所長)による「最先端大型放射光施設と安全・安心社会」と題した講演会を実施しました。
 兵庫県佐用町にある大型放射光施設Spring-8(スプリングエイト)では,放射光と呼ばれる電磁波(光速で直進する電子を磁石により進行方向を変えられたときに発生する電磁波)によって,原子レベルの微細な構造や働きを観察することができます。同規模の放射光施設は世界に3か所だけです。
 講演では,放射光の作り方や放射光と物質の相互作用について,またSpring-8の利用状況や学術成果についての解説がありました。放射光を用いると,極限的な微量分析が可能で,例えば押収麻薬をつくった国や地方が特定できたり,現場に残った微量の繊維から,その種類や製造元まで判定したりすることができます。科学捜査に使われる分析法について,丸秘でないもののお話も伺うことができました。
 1年生の生徒たちにとって難しい内容が含まれており,十分な理解ができなかった部分もありますが,講演を通して,放射光の利用を含め,社会に役立つ仕事について考えるきかっけになったかと思います。