2019年12月16日月曜日

大阪サイエンスデイ 第二部

2019年12月15日、大阪工業大学で行われた大阪サイエンスデイで本校生徒が発表しました。



発表の様子
 緊張した面持ちでしたが、丁寧に説明できていました。会場からの質問にも自信をもって答えられており、見学にきていた1年生の良い見本になったのではないでしょうか?
 次の発表は千里フェスタです。研究に磨きをかけ良い発表をしてください!!





サイエンスレクチャー ~タンパク質の形でみる生物がエネルギーを作る姿と使う姿~



 2019129日に本校で大阪大学 蛋白質研究所 の栗栖先生による「タンパク質の形でみる生物がエネルギーを作る姿と使う姿」という題目で講演をしていただきました。講演は3年生の総合科学科を対象に行いました
。研究内容の説明に加えて①本を読んだほうが良いこと②大学では物理・化学・生物すべて学ぶ必要があることなどを助言してもらいました。
 アンケートでは多くの生徒が科学への興味が深まったと答え、3年生が研究者に触れる有意義な講演会でした。





生徒の様子
講演の様子



2019年11月26日火曜日

SCI-TECH RESEARCH FORUM 2019.11.23


 関西学院大学が行われたSCITECH RESEARCH FORUM 2019に参加しました。大学内は紅葉がとても美しく、とても良い雰囲気でした。FORUMの説明を受けた後、講演会がありました。タイトルはAI活用for SDGs~。AIとは何かを教えていただき、AI活用したSDGsの取り組みなどを学びました。


講演会の様子

 その後、ポスター発表を行いました。発表は質疑とあわせて
20分間でした。千里高校からは2件の発表を行いました。タイトルは「過酸化水素とカラメル化の反応」と「鉄なべによる効率的な鉄分の接種法」です。高校生や大学生、先生方からアドバイスをいただき。研究の展望がはっきりと分かったようです。
ポスター発表の様子①


ポスター発表の様子②

2019年11月12日火曜日

出前実験 ~相馬芳江科学賞~



 1110日、日曜日、千里高校理科部は、茨木市役所となりにある「総合文化センター」で茨木市が主催する「相馬芳江科学賞」という名前の催しへ参加してきました。近隣の高校10校ほどの理科研究クラブが、それぞれ設けたブースの中で、近所の子供たちへ向け、興味をもってくれそうな実験を披露するというものです。
 
千里高校理科部は「三角錐型万華鏡」の遊び方と作り方を発表し、完成した万華鏡は子どもたちに持って帰ってもらいました。5時間で100組がブースにきてくれて、親子で喜んでくれました。



サイエンスツアー 「京大阿武山地震観測所」20191109

 11月9日、生徒12名と京大阿武山地震観測所にいきました。9時に高槻駅に集合し、30分ほどで施設につきました。研修内容は主に2つあります。1つは地震計などの施設展示の見学。もう1つは大阪北部地震に関する2つの講演会です。
地震計の展示物を見学する様子
初めの講演は「地震を観測することの意義」。なぜ余震が起こるのか、地震の大小をきめるのは?というまだわかっていないテーマに関して、実際の測定データを示して、説明していただきました。生徒から質問する場面もあり。地震への関心の高さがわかります。次の講演は「大阪北部地震の余震を観測する」というタイトルで講演していただきました。余震観測の苦労や測定データを見せてもらいました。まだまだ調査が必要であるということでした。
 講演後、施設の見学を行いました。生徒は歴代地震計についての詳しい説明をうけました。地震計の構造において、地面とともに動く箇所と動かない箇所が必要であること。動力はゼンマイ式から電気式へ変わっていったこと。地震の揺れを測定する方法は振り子から電磁誘導を利用したものへと移っていったことなど多くを学びました。

地震計の説明をうけてる様子

 研修後は高温・高圧実験の研究者の方のご厚意で実際に実験している場所の見学をさせていただけました。生徒たちはとても興奮していました。
高温・高圧実験 見学

研修後 



2019年11月2日土曜日

千里高校 科学探究 中間発表会

千里高校 科学探究 中間発表会

10月18日(金)


 国際シンポジウムを行った後、理科の実験室や講義室で科学探究の中間発表会を行いました。科学探究とは総合科学科2年生が、テーマを決め、グループで研究を行う授業です。中間発表とは1年間の研究の中間地点に行う発表のことで、その目的は研究でわかったこと、研究で足りないことを見学者との質疑応答から確認し、研究をより良いものにすることです。


 ポスターや発表原稿の作成するとき、内容について担当の先生と多くの議論をしました。「この文章では伝わらない」「ここには表やグラブを入れたほうがいいんじゃないか?」「このデータの再現性はとれているのか?」 この一つ一つの議論が生徒の探究力を向上させます。

 今回の発表会は「国立中科実験高級中学」「大阪府立住吉高校」「大阪府立富田林高校」をゲストに迎え、計49の研究についての発表がありました。




招待校による発表




台湾生徒による発表

 さて発表会。生徒は緊張した面持ちでしたが、いざ見学者がくると笑顔で堂々と発表をおこなっていました。今年から、3年生にも発表会を見学してもらいました。昨年科学探究を行った先輩からの助言は重く、的確で2年生の心に刺さったようです。


見学に来てくださったすべての方々、ありがとうございました。

本校生徒による発表1
本校生徒による発表2

2019年10月31日木曜日

国際シンポジウム FSG+科学探究の発表

2019.10.18

国際シンポジウム 

12:00から本校体育館にて、国際シンポジウムを開催しました。国際シンポジウムのテーマは「環境」。切り口はそれぞれですが、とてもまとまりのあるシンポジウムでした。

校長よる開会の挨拶は英語でした。生徒もびっくりした様子。




その後、両学科の発表や台湾高校の発表、留学生による「私の国の環境問題」と続きます。FSGや科学探究の生徒は半年間で調べた研究内容を発表しました。スライドは英語、発表も英語、質疑応答も英語とハードルはとても高かったように思いますが、仲間や先生たちに助けられて、みな自信をもって発表することができました。質疑応答で困った様子がみられましたが、次への糧としてくることでしょう。

古典インクの耐水性について発表の様子
質疑応答の様子

環境問題についてカンボジア、フランス、日本、台湾の高校生がプレゼンしました


発表後の生徒の顔からは達成感がにじみでていました。





2019年9月3日火曜日

2019.08.24 産総研関西センター 出展【理科研究部】

 産総研関西センターで8/24に研究所公開がありました。その催しの一環として、様々な高校がこどもから大人まで楽しめる実験や工作をしました。千里高校理科研究部は「三角錐万華鏡をつくろう」という題目で実施しました。
設営準備
 100名分の材料を用意しいざ産総研に。初めてのお客さんに作り方を教えているときは部員たちは不安そうでした。しかし、昼頃には笑顔でつくれるように。多くの方に来ていただき、生徒も満足そうでした。
丁寧に作り方を説明しています
 



2019年9月2日月曜日

2019.08.30「学ぶことの意味」~SDGs,環境~




講師:近畿大学総合社会学部教授 久 隆浩 教授


本校卒業生の久隆浩先生の講演会を開催しました。対象は1年生総合科学科の生徒たちです。講演の題目は「学ぶことの意味」。自己紹介から始まり、SDGsについての説明がありました。SDGsという言葉を初めて聞いた生徒が多かったようですが、SDGsは「政府だけでなくみんなで解決する目標」であること、「取り組みを加速させていかないと2030年までにすべての目標を達成することが難しい」ことなどを学びました。その後環境をテーマとした内容に移ります。そこでは、環境問題は様々な立場から考え、文系理系融合で取り組むべき課題であることを学びました。理系だから「国語と社会はいらんねん」はダメですよ☆まとめでは、さまざまな教科の知識をつなげることの重要性を産業革命を例にして語りかけていただきました。生徒たちには講演の内容をじっくりかみしめ、3年間の学びに活かしてほしいものです。


2019年8月7日水曜日

SSH生徒研究発表会

8月7日と8日の両日、全国のSSH校が神戸国際展示場に集結し、互いの探究活動の成果を発表しあう『SSH生徒研究発表会』が開催され、千里高校も3年生の2人が『化学発光についてに研究』についてポスター発表を行いました。
様々な発表があり、様々な課題意識があることを学んだでしょう。右の写真は会場の少し後方から撮影したものです。このような大舞台で発表する機会が与えられることは貴重な経験です。これからは臆することなく、積極的に研究成果を発表して欲しいと思います。

2019年8月4日日曜日

SSH北海道研修

課題発見力育成を目的に、北海道大学理学研究院協力を得て、宇宙をテーマに研修を行っています。
1日目は倉本教授の指導のもと博士課程の学生さんに研究動機や研究経緯を解説していただきました。
大学の卒業論文から、修士論文にどのような経緯で進んできたかを高校生にもわかりやすく解説していただきました。

大学院での研究生活などの質問も多く、
時間を大幅に超過してしまいました。
左の写真は研修終了後に大通公園で取った1枚です。





2日目
再び北海道大学で倉本教授の講義
『第2の地球は存在するか?』を
受講。
こまめに質問をはさみ、
準備していただいた内容の半分程度で
時間切れ。









下は終了後の集合写真。その後も続く質問に答えて下さる倉本教授。

















午後は札幌から,旭川を経由して,名寄市立天文台へ。
北海道大学のピリカ望遠鏡を見学させていただきました。

天文台長さんの解説を受け、
望遠鏡の見学、


高木先生の経歴、研究生活の紹介、
研究経緯等を軽快かつコミカルに
お話し頂きました。

終了後は台長さんによるプラネタリウム。
天体観測だけでなく、
天体にまつわる産業等も
お話しいただきました。


通常の望遠鏡による観察(観望会)
1.6mピリカ望遠鏡の観測の様子等
大学院生のサポートのもと
木星の衛星の観察の様子を
例に解説いただきました。
解説中に札幌の研究室から
用語についてつっこみが入るなど
楽しい見学でした。
研究生活の実際の姿に触れるという目的は
十分に達成できました。
2200に終了しホテルでコンビニで購入した弁当を食べ、
長いスケジュールが終了しました。

3日目
名寄を離れ、旭川経由で札幌に戻り、北海道大学の博物館を見学、
空港に向かいます。


2019年7月21日日曜日

最新の宇宙(ブラックホール初撮像の衝撃)

2019年7月18日(木)14:00~16:00
本校プレゼンテーションルームにて、京都大学大学院理学研究科の
嶺重慎先生にお越しいただき『ブラックホール初撮像の衝撃』という
テーマでご講演いただきました。
ブラックホールとは何かという基本的なお話から、
ブラックホールが見える原理、今後の課題まで
初心者にもわかりやすく、解説していただきました。
驚いたのは観測データから今回の発表に至るまでに
世界中の研究者が200名程度で長時間分析を重ね、
ようやく発表されたというお話で、
大変興味深いお話に驚きました。
講演途中と最後に質問の時間をはさんでいただき、
ご対応いただきました。
本当にありがとうございました。



アントレプレナーシップ研修

1日目
7月20日伊丹空港から成田空港を経由してサンディエゴ。
到着時11時22分の気温21度快晴。
バルボア公園で昼食。建築物はスペイン風。
正面に見えるのはパイプオルガン。好き勝手に引いている人がいると思ったのですが・・・なんと週末に開かれる音楽会のリハーサルでした。





全員で記念撮影を行いました。








UCSDに移動して現地大学生6名に大学構内
を案内してもらいました。
自己紹介、なぜUCSDに来ているのか等を
解説してもらい、
図書館を中心に案内してもらいました。
下の写真が図書館です。

とにかく広い。州立大学なのに個性的で開放的。ユニークな建造物があちらこちらに点在していました。
夕食はカフェテリアでバイキング。メインディッシュ,デザート,アイスクリームも食べ放題。少し元気が回復してきました。


今日は長時間の移動による疲れ、寝不足も手伝って、全体的に反応が鈍かったのですが、最後のミーティングの頃には少し自分の意志を表現できるようになってきました。

2日目
朝食後に体を動かす生徒達。
フリスビー、サッカーなど思い思いに
遊んでいます。
奥に見えるのカフェテリア。
これから、現地高校生との交流です。




昨日も訪れたバルボアパークで現地高校生と交流です。この公園内に17の博物館があり丸一日楽しめそうです。
左の写真は航空宇宙博物館。
スカベンチャーハントのゴールはパイプオルガンの前で記念撮影。今日はシャッターがしまっており残念です。


昼食は州立カリフォルニア大学。
それにしてもどこまで続くのか大学キャンパス。
昼食後は再び高校生との交流です。





交流プログラムの最後は海岸で行いました。少し打ち解けて,そこそこ話ができました。まだまだ,意思表示が十分でありませんが,一歩ずつ変化が見られます。
開放的な環境が背中を押しているようです。






3日目
Salk研究所を見学しました。
建設費を節約するため,コンクリートを打ちっぱなしにしているというお話ですが,実にぜいたくな構造です。
日本人の節約と基本的な概念が異なるようです。右は見学の最後にまとめの解説を受けているとこです。基本的にすべて英語。拡張性に富んだ構造に創立者の強い建設意図が感じられました。
午後からは,現地に派遣されているNTTの恩田さん,東京電力の河田さん,カネカの加藤さんに登壇していただいて,パネルディスカッション。
後半はくるま座になり,外国生活の様子,外国語習得のコツなど,プライベートな話まで好き好きに質問をさせていただきました。



4日目
いよいよpitchの作成に入ります。
昨日に続き,恩田さん,河田さんにpitch作成の注意点をオリエンテーションしていただきました。使用した部屋はオーシャンビューの15階。素晴らしい風景にテンションも上がります。
実際にペルソナを設定してみました。
河田さんの解説も身振り手振りで真剣さが伝わります。







左の写真はコーディネーターの佐藤さん。