2019年11月12日火曜日

サイエンスツアー 「京大阿武山地震観測所」20191109

 11月9日、生徒12名と京大阿武山地震観測所にいきました。9時に高槻駅に集合し、30分ほどで施設につきました。研修内容は主に2つあります。1つは地震計などの施設展示の見学。もう1つは大阪北部地震に関する2つの講演会です。
地震計の展示物を見学する様子
初めの講演は「地震を観測することの意義」。なぜ余震が起こるのか、地震の大小をきめるのは?というまだわかっていないテーマに関して、実際の測定データを示して、説明していただきました。生徒から質問する場面もあり。地震への関心の高さがわかります。次の講演は「大阪北部地震の余震を観測する」というタイトルで講演していただきました。余震観測の苦労や測定データを見せてもらいました。まだまだ調査が必要であるということでした。
 講演後、施設の見学を行いました。生徒は歴代地震計についての詳しい説明をうけました。地震計の構造において、地面とともに動く箇所と動かない箇所が必要であること。動力はゼンマイ式から電気式へ変わっていったこと。地震の揺れを測定する方法は振り子から電磁誘導を利用したものへと移っていったことなど多くを学びました。

地震計の説明をうけてる様子

 研修後は高温・高圧実験の研究者の方のご厚意で実際に実験している場所の見学をさせていただけました。生徒たちはとても興奮していました。
高温・高圧実験 見学

研修後