2019年11月26日火曜日

SCI-TECH RESEARCH FORUM 2019.11.23


 関西学院大学が行われたSCITECH RESEARCH FORUM 2019に参加しました。大学内は紅葉がとても美しく、とても良い雰囲気でした。FORUMの説明を受けた後、講演会がありました。タイトルはAI活用for SDGs~。AIとは何かを教えていただき、AI活用したSDGsの取り組みなどを学びました。


講演会の様子

 その後、ポスター発表を行いました。発表は質疑とあわせて
20分間でした。千里高校からは2件の発表を行いました。タイトルは「過酸化水素とカラメル化の反応」と「鉄なべによる効率的な鉄分の接種法」です。高校生や大学生、先生方からアドバイスをいただき。研究の展望がはっきりと分かったようです。
ポスター発表の様子①


ポスター発表の様子②

2019年11月12日火曜日

出前実験 ~相馬芳江科学賞~



 1110日、日曜日、千里高校理科部は、茨木市役所となりにある「総合文化センター」で茨木市が主催する「相馬芳江科学賞」という名前の催しへ参加してきました。近隣の高校10校ほどの理科研究クラブが、それぞれ設けたブースの中で、近所の子供たちへ向け、興味をもってくれそうな実験を披露するというものです。
 
千里高校理科部は「三角錐型万華鏡」の遊び方と作り方を発表し、完成した万華鏡は子どもたちに持って帰ってもらいました。5時間で100組がブースにきてくれて、親子で喜んでくれました。



サイエンスツアー 「京大阿武山地震観測所」20191109

 11月9日、生徒12名と京大阿武山地震観測所にいきました。9時に高槻駅に集合し、30分ほどで施設につきました。研修内容は主に2つあります。1つは地震計などの施設展示の見学。もう1つは大阪北部地震に関する2つの講演会です。
地震計の展示物を見学する様子
初めの講演は「地震を観測することの意義」。なぜ余震が起こるのか、地震の大小をきめるのは?というまだわかっていないテーマに関して、実際の測定データを示して、説明していただきました。生徒から質問する場面もあり。地震への関心の高さがわかります。次の講演は「大阪北部地震の余震を観測する」というタイトルで講演していただきました。余震観測の苦労や測定データを見せてもらいました。まだまだ調査が必要であるということでした。
 講演後、施設の見学を行いました。生徒は歴代地震計についての詳しい説明をうけました。地震計の構造において、地面とともに動く箇所と動かない箇所が必要であること。動力はゼンマイ式から電気式へ変わっていったこと。地震の揺れを測定する方法は振り子から電磁誘導を利用したものへと移っていったことなど多くを学びました。

地震計の説明をうけてる様子

 研修後は高温・高圧実験の研究者の方のご厚意で実際に実験している場所の見学をさせていただけました。生徒たちはとても興奮していました。
高温・高圧実験 見学

研修後 



2019年11月2日土曜日

千里高校 科学探究 中間発表会

千里高校 科学探究 中間発表会

10月18日(金)


 国際シンポジウムを行った後、理科の実験室や講義室で科学探究の中間発表会を行いました。科学探究とは総合科学科2年生が、テーマを決め、グループで研究を行う授業です。中間発表とは1年間の研究の中間地点に行う発表のことで、その目的は研究でわかったこと、研究で足りないことを見学者との質疑応答から確認し、研究をより良いものにすることです。


 ポスターや発表原稿の作成するとき、内容について担当の先生と多くの議論をしました。「この文章では伝わらない」「ここには表やグラブを入れたほうがいいんじゃないか?」「このデータの再現性はとれているのか?」 この一つ一つの議論が生徒の探究力を向上させます。

 今回の発表会は「国立中科実験高級中学」「大阪府立住吉高校」「大阪府立富田林高校」をゲストに迎え、計49の研究についての発表がありました。




招待校による発表




台湾生徒による発表

 さて発表会。生徒は緊張した面持ちでしたが、いざ見学者がくると笑顔で堂々と発表をおこなっていました。今年から、3年生にも発表会を見学してもらいました。昨年科学探究を行った先輩からの助言は重く、的確で2年生の心に刺さったようです。


見学に来てくださったすべての方々、ありがとうございました。

本校生徒による発表1
本校生徒による発表2