河川での活動を通じて,「水」と「環境」の大切さを理解する「SSH海外研修(日韓交流)」が8月11日(木)から3泊4日の日程で行われます。これは,高津高校コアSSHの取組として実施されるもので,大阪府内のSSH校などの高校生30名(うち千里高校は6名)が参加します。千里高校では,1・2年生に募集をしたところ,定員を超える希望者があったため,作文と面接により選考し,2年生5名と1年生1名を派遣することになりました。
今回は,事前学習(1回目)として,生徒30名(千里高校など14校),付添教員8名,講師(学識経験者)3名,TA(ティーチング・アシスタント)5名が参加し,高槻市の「芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)」で,河川調査のための学習を行いました。
10時30分に,「芥川緑地資料館」にバスで到着。オリエンテーションの後,10人ずつの3班に分かれて,ローテーションしながら,「水質調査」,「水生昆虫」,「魚類」の3テーマのすべてについて,それぞれ約1時間ずつの活動を全員が体験しました。あいにくの雨のため,予定されていた河川での調査は実施することが出来ず,館内での実習となりましたが,講師の先生方の興味深いお話に,参加した生徒たちも熱心に実習などに取り組んでいました。
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電気伝導度を測定しています。
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指標生物について学習しています。 |
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芥川に棲む魚類について学習しています。 |
15時からは,各班で学習した3つのテーマなどについてのポスター作成を行いました。初対面のメンバーがほとんどでしたが,生徒たちは和気あいあいと楽しそうに取り組んでいました。予定の16時になったため,各班の発表は帰りのバスの中で行うことに。短い時間でしたが,どのグループもよくまとめられており,しっかりと発表していました。
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各グループでポスターの作成
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帰りのバスでポスター発表 |