2011年8月19日金曜日

サイエンスツアー② SSH生徒研究発表会見学 2011.8.11

平成23年度 SSH全国生徒研究発表会を見学してきました。
例年は、パシフィコ横浜で開催されていたのですが、東日本大震災の影響で、今年度は急遽、場所を移し神戸国際展示場で開催されました。


開会式に続いて、大阪大学免疫学フロンティア研究センター拠点長 審良静男(あきらしずお)教授の「免疫の不思議 ~私が開いた免疫学の新しい扉」と題する講演がありました。免疫学の基礎を丁寧に講義していただくとともに,教授の最新研究であるTLR(Toll受容体)について解説してくださいました。


午前中は、6カ所の会場に分かれ、口頭発表が行われました。SSH指定3年目の高校が発表を行い、各会場の優秀校が明日の本会場での発表に臨みます。千里高校も来年度が3年目に当たり、発表を行う予定です。また本年度は、海外参加校も招待され、英語での発表がありました。質疑応答では、日本の高校生が英語で質問する場面もあり、国際化を実感するとともに、英語の必要性を一層感じました。


午後は、各校のポスター発表を見学しました。千里高校からは「自作の簡易炎光光度計によるナトリウムイオンの定量分析」と題したポスター発表がありました。本校総合科学科生徒がブースで一生懸命対応している姿が印象的でした。また、東日本大震災で被災した福島県の福島高校からは「福島高等学校の放射線の状況」の発表があり、注目を集めていました。

全国レベルでの探究活動、口頭発表、ポスター発表に直に接することができ、参加した生徒にとってはよい刺激になったようです。来年度の千里高校の口頭発表に期待したいです。