2012年7月27日金曜日

SSHアメリカ先端科学研修5日目その1

午前中は、NASAに行く前にLake Tohopekaiga湖畔での、外来種による固有種の絶滅の問題についての英語講義です。フロリダ大学のEleanor C. Foersteさんによれば、フロリダのこの地方にしかいないSnail Kite(カラスほどの大きさの鷹)は、Apple Snailと呼ばれるカタツムリだけを食べます。この鷹は、外来の巨大なカタツムリが固有のApple Snailを駆逐しつつあるために、急激にその数を減らし絶滅の危機に瀕しているとのことです。


講義の後は実際に湖をAirBoatでグルッと回り、実際にSnail Kiteを見ることができました。

Eleanorさんによる地図や外来の水草・カタツムリの実物を見せながらの講義

英語の講義には特に集中力が必要

AirBoatと呼ばれるプロベラ駆動の船で実際に湖の生物の観察に出発

エンジンの音から耳を守るための耳あてをしています
画像では見にくいですが、卵を生みつけた巣の横で母ワニが目を光らせています
巨大な湖を背景に記念写真