2012年7月30日月曜日

SSHアメリカ先端科学研修~伊丹に無事到着

先ほど、19:20頃全員無事に伊丹空港に到着しました。心配をおかけしました。

SSHアメリカ先端科学研修~成田を出発しました

予定の17:55より少し遅れましたが、ANAのHP発着案内によると、ANA2179便は先ほど18:07に成田を出発したようです。

SSHアメリカ先端科学研修~成田に到着しました

航空機の機材故障のため、航空便が変更となりましたが、先ほど成田に到着しました。現在、入国の手続きと国内便の搭乗手続きを行っているところです。17時55分成田発のANA2179便に乗り、伊丹空港に19時10分到着の予定ですが、手続きに時間がかかった場合、遅れる可能性もあるとのことです。(17時現在)

2012年7月29日日曜日

SSHアメリカ先端科学研修8日目

研修の全プログラムも終了し、あとは帰国のみとなりました。 朝早くのホテル出発(現地時間4:00)でしたが、生徒は元気です。 現在、オーランド空港で搭乗待ちです。 その後、オーランドから乗継地のサンフランシスコまでの機材故障のため、 現在オーランド空港で待機中です。(現地時間9:15)

SSHアメリカ先端科学研修7日目

今回のプログラムの最後の研修は、NRCS(National Resources Conservation Service)自然資源保全局での講義です。講師はフロリダ州のオセオラカウンティとオレンジカウンティを担当する環境保護官Chuck O'Rourkeさんです。自然環境保護局が合衆国全体で行なっている業務とChuckさん自身が実際に地元で行なっている仕事についてお話を伺いました。お話のあとの質疑では、次々と突っ込んだ質問が出て、短い間ですが研修期間中に生徒たちが成長したことが感じられました。

自然資源保護局のエクステンションセンター

環境保護官Chuck O'Rourkeさん

合間に日本語の説明が入るものの1時間英語の講義を聞くには集中力が必要です

SSHアメリカ先端科学研修6日目その3


飛行士訓練体験プログラムの中で、これまでのNASAの宇宙計画と果敢にそのミッションに挑んだ飛行士の話を聞きました。訓練プログラムのトレーナーSamさんによる、展示物のガイドツアーの形式でしたが、生徒たちは随分英語に慣れてきたせいか、辻先生によるポイント翻訳だけで理解できているようでした。初日の様子とは明らかに違う生徒たちを見ていると、感慨深いものがありました。
(総合科学科 中野佳昭)


記念の日付です

説明を受ける生徒たち

アームストロング船長の肖像

2012年7月28日土曜日

SSHアメリカ先端科学研修6日目その2

午後は、ATX (Astronaut Training Experience) と呼ばれる宇宙飛行士の訓練を体験するプログラムに参加しました。様々なアクティビティがありましたがその中でも特に、無重力状態での活動を体験するMicro Gravityと椅子に座った状態で多方向回転をしながら方向感覚を失わないようにするための訓練Multi-Axis Trainer(回転模擬実験装置)が、印象に残ったようです。

MATです。多方向回転が約1分続きます。

Micro Gravityです。体重が殆ど無い状態なので、降りるときも腕の力が要ります。

SSHアメリカ先端科学研修6日目その1

今日は、少しゆっくり目にホテルを出て、ケネディスペースセンターを見学したあと、本物の宇宙飛行士の話を聞くことができる「Dine with an Astronaut」です。話の後かなり長い質問コーナーがあります。参加者のほとんどは一般のアメリカ人観光客だったのですが、千里高生も物怖じせず何人も質問して、頼もしいところを見せてくれました。


パーティ会場のような大きな部屋で宇宙飛行士を待ちます

スカイラブ計画に参加したEd Gibsonさん
質問する千里高校生1

質問する千里高校生2
最後は記念写真です




2012年7月27日金曜日

SSHアメリカ先端科学研修5日目その2

Lake Tohopekaligaを後にして一路ケネディ宇宙センターへ向かいます。アメリカの宇宙開発に関する様々な娯楽施設がありましたが、ハイライトは実際の発射施設や累計33回飛行して退役したスペースシャトル、アトランティス号の実物展示でした。施設の広さや巨大さに圧倒された半日でした。


アトランティス号の前で記念写真。外装の痛み方が印象的です。

巨大な施設の中ではスペースシャトルも小さく見えます。
アポロ計画やスペースシャトルプロジェクトに参加した電気技師による説明を聞きます。
サターンロケットの模型の前で記念写真。おみやげも買えました。




SSHアメリカ先端科学研修5日目その1

午前中は、NASAに行く前にLake Tohopekaiga湖畔での、外来種による固有種の絶滅の問題についての英語講義です。フロリダ大学のEleanor C. Foersteさんによれば、フロリダのこの地方にしかいないSnail Kite(カラスほどの大きさの鷹)は、Apple Snailと呼ばれるカタツムリだけを食べます。この鷹は、外来の巨大なカタツムリが固有のApple Snailを駆逐しつつあるために、急激にその数を減らし絶滅の危機に瀕しているとのことです。


講義の後は実際に湖をAirBoatでグルッと回り、実際にSnail Kiteを見ることができました。

Eleanorさんによる地図や外来の水草・カタツムリの実物を見せながらの講義

英語の講義には特に集中力が必要

AirBoatと呼ばれるプロベラ駆動の船で実際に湖の生物の観察に出発

エンジンの音から耳を守るための耳あてをしています
画像では見にくいですが、卵を生みつけた巣の横で母ワニが目を光らせています
巨大な湖を背景に記念写真

2012年7月26日木曜日

SSHアメリカ先端科学研修4日目その2

空港からホテルに行く前にオーランド科学博物館で研修です。正直言ってあまり大きな期待はしていなかったのですが、工夫をこらした参加型の展示物が多く、生徒たちも大いに学びかつ楽しんだようです。ホテルで一泊して明日はいよいよNASAです。


SSHアメリカ先端科学研修4日目その1

4日目は基本的に移動日です。朝4時にホテルを出てバスで空港へ。朝食もバスの中で食べます。チェックインを済ませてシカゴ経由でオーランド国際空港へ。シカゴ発の便が悪天候のために遅れましたが、乗り継ぎ便が待っていてくれました。空港内を駆け抜けて座席に座ってやれやれ。奇跡的に(?)すべて到着していたスーツケースをバスに積みこんで、空港内で昼食を取りました。

SSHアメリカ先端科学研修3日目その2

MITのNuclear Lab見学の後は、地下鉄でハーバード大学に移動し施設見学と自然史博物館(The Harvard Museum of Natural History)での研修を行いました。猛暑ではありましたが、にわか雨が救いとなりました。

施設見学時にはコーディネーターのYuko Floydさんからアメリカと日本の大学入試制度の違いを話していただきました。

自然史博物館では、膨大な展示物の中からそれぞれ興味のあるものを選びレポートを作成しました。

ジョン・ハーバードの座像の前で

しっかりメモを取らないとレポートが書けません

すべてガラス細工とは信じられない精巧さの標本

上の標本を作るのに使用した道具類



SSHアメリカ先端科学研修3日目その1

マサチューセッツ工科大学(MIT)のNuclear Lab(原子力研究所)で、原子力発電の原理と設備についての講義(画像参照)を英語で受け、その後実際の施設(規定により写真撮影が禁止されていたため画像がありません)を案内していただきました。

入り口でパスポートを見せて登録し、胸にはペン型の放射線感知器をつけるという物々しさで、緊張しつつ講義を受けましたが、Dr. Edward S. Lauの講義そのものは大変わかり易く質問も多く出ました。

その後2グループに分かれて核施設内を見学しましたが、非常時の対応システムや核燃料の交換のやり方など、実際の設備を見ながら説明を受け、生徒たちは大いに刺激されたようです。


2012年7月24日火曜日

SSHアメリカ先端科学研修2日目その3


午後のプログラムは、MIT博物館職員によるAIロボティックスの実習です。ブロックを組み立てるように扱えるプログラムソフトウェアを使って、テーブルの端を赤外線で探知してテーブルから落ちることなく動きまわるロボットを作成しました。容赦なく早い英語に苦労しながらも、工夫してそれぞれオリジナリティのあるロボットを完成させたのはさすが千里生と思わせました。

SSHアメリカ先端科学研修2日目その2


午前のプログラムの第2弾は、日本人学生によるマサチューセッツ工科大学キャンパスツアーです。素晴らしい設備を見せていただいただけではなく、千里高校生にとっての一つの可能な未来を見せていただきました。


SSHアメリカ先端科学研修2日目その1


午前中のプログラム第一弾として、ブロードセンターを地下鉄を乗り継いで訪れました。同センターはBill and Melinda Gate財団の出資でハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同で設立した、1分間に1.9人の子供が命を奪われていると言われるマラリアの撲滅を目的とした研究機関です。研究員であるNobutaka Kato先生のマラリア撲滅にかける思いや、海外で研究者になることの意味、急速に変化する社会で研究者として生き残るにはどうすればいいかなど、生徒の頭脳を刺激し心を揺さぶるお話を聞かせていただきました。



SSHアメリカ先端科学研修1日目

1時間遅れたものの全員元気で無事ボストンに到着しました。遅くなったので予定外でしたが夕食を近くのスーパーマーケットまで買い出しに出かけました。生徒たちは早速買い物客や店員に話しかけていました。

2012年7月23日月曜日

吹田市博物館フォーラム「明日の吹田-私たちの夢見る環境―」参加 2012.7.22

 吹田市立博物館の夏期展示「子どもと環境ーむかし・いま・これからー」のイベントとして722日(日)に行われたフォーラム「明日の吹田 ー私たちの夢見る環境ー」に,総合科学科の生徒4名が参加してきました。このフォーラムでは,千里高校など吹田市内の3校の高校生9名と大学生3名が参加してワークショップが行われました。
 フォーラムの開始の前に,昔と今の暮らしや環境を比較した展示物を参加者全員で見て回りました。1956年,1968年,1995年の吹田市の地図を比べて自然環境がどう変化してきたのか,開発がどのように進んできたのかを比較しました。また,節電の夏といわれた今年,電化製品などが昔と比べてどのように変化してきたのかなど,様々な展示物を 見て比べてみました。

 そして,130分よりフォーラム開始。実行委員の小田信子さんから,プログラムの説明と参加者の紹介の後,3つのグループに分かれて,「夢見る自然環境」,「夢見るエネルギー」という2つのテーマで,ワークショップが行われました。理想の自然環境はどのようなものか,理想のエネルギーはいったい何がよいかなど,大学生の司会により,高校生たちが意見を出し合いました。出された意見は最後にポスターにまとめ,グループごとに発表会を行いました。また,会場にいた大人たちからの質問も出されました。




2012年7月22日日曜日

SSHアメリカ先端科学研修~結団式 2012.7.20

7月22~30日までの9日間,千里高校では,SSHアメリカ先端科学研修を実施します。
 
 参加する1~3年生28名と引率教員3名により,結団式が行われました。
これまで,数多くの事前学習(講義内容の予習,本校所有のロボットを用いた実習,ネイティブの先生による英会話実習など)を行ってきましたが,いよいよ研修本番です。
 校長先生からは,先生が高校時代に感じていた宇宙についての思いを中心にお話を頂きました。また,研修の心構えについても指導して頂きました。



 結団式の後は引き続き,参加生徒と引率教員との最終打ち合わせ,旅行社の方からの連絡・注意がありました。
 参加生徒のみなさんは,十分な準備を整えて出発のときを迎えてください。そして,サイエンスへの興味・関心を一層深めていきましょう!!

<千里高校SSHアメリカ先端科学研修>
7月22日(日)
 移動(関西空港~日付変更線通過~サンフランシスコ乗継~ボストン着)
7月23日(月)
 ハーバード大学ブロード研究所(英語講義)
 MITキャンパスツアー
 MIT博物館(ロボティクス英語講義,プログラミング実習)
7月24日(火)
 ハーバード大学キャンパスツアー
 ハーバード大学自然史博物館
 MIT(英語講義)
7月25日(水)
 移動(ボストン~シカゴ乗継~オーランド)
 オーランド科学博物館
7月26日(木)
 フロリダ大学
 West Lake生態・水質実習
 ケネディー宇宙センター
7月27日(金)
 ケネディー宇宙センター
 宇宙飛行士訓練プログラム
7月28日(土)
 アメリカ農務省関係(英語講義)
7月29日(日)
 移動(オーランド~サンフランシスコ乗継~日付変更線通過)
7月30日(月)
 関西空港着

現地の様子は,本ブログでお知らせします。

2012年7月21日土曜日

グローバル体験プログラム参加 2012.7.18

「大阪府国際化戦略アクションプログラム」の一環として実施されている「グローバル体験プログラム」に本校生徒(希望者)が参加しました。
 ECC国際外語専門学校で実施されたこのプログラムには,7月22~30日に実施される「千里高校SSHアメリカ先端科学研修」の参加生徒28名も参加し,「英語で海外旅行疑似体験」により,翌週に迫ったアメリカ研修のための実践力を身につけました。
空港(チェックイン),機内,ホテル,レストランでの英会話について学ぶ


レストラン模擬施設(注文の仕方や支払方法,チップについて学ぶ)


機内での英会話実習
  模擬施設での実習では,ECC国際外語専門学校で日本語を学習している留学生の方がレストランウエイター,空港職員,客室乗務員などに扮し,生徒は英語体験をしました。
 生徒にとって,普段の英語学習の実践の場になり,今後のモチベーションアップになったのではないでしょうか。海外のマナーにも触れることができ,最後には留学生の方との交流もあり,有意義なプログラムでした。
 SSHアメリカ先端科学研修に参加するみなさんは,現地では恥ずかしがらずに積極的にコミュニケーションをとってきてくださいね。